謝罪の王様 究極の謝罪
謝罪の王様 究極の謝罪
「土下座を超える究極の謝罪」
「土下座の彼方」
その答えは。。。
ちょっと肩透かしの感がなきにしもあらずですが、クドカンワールド全開の作品で楽しめました。
6話のオムニバス形式ですが、各話がぜんぶつながる構成は見事です。設定がメチャクチャなところもありますが、ギャグ漫画だと思えば、それもありです。
究極の謝罪は、まさかの「空耳アワー」的なフレーズでした!
画面の奥、背景の音声などに、小ネタがいろいろあって、撮っているスタッフと役者が一番楽しんでいるような作品です。その意味では、高校生の文化祭で上映する映画のようでもありました。いい意味でということですが。
全国ロードショーにかかる作品の中で、ここまでゆる~くできるのが宮藤官九郎の魅力なんでしょうね。
川口春奈に「別に」しか言わせなかったり、広瀬すずが劇中の映画の中でチラッと出ていたり、いま思えば贅沢なキャスティングです。
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