追跡者 トミー・リー・ジョーンズ

追跡者 トミー・リー・ジョーンズ

「追跡者」を観ました。

ハリソン・フォードの「逃亡者」1993年のスピンオフ作品。

「逃亡者」でトミー・リー・ジョーンズが演じた連邦保安官サム・ジェラードが主役の本作品でも、逃亡者が無実の罪を着せられていて、逃げながら真犯人を追うという構図は変わりありません。

でも、物語はグレードアップされています。

前作では逃げ出したのは事故ったバスからですが、今回は墜落した飛行機です。

ウェズリー・スナイプスが演じる逃亡者が何者なのか、映画の序盤では観客にもわかりません。「逃亡者」と同じ構図ということは、追跡するジェラード保安官の視点を通して、ストーリーの展開とともに明らかにされます。

終盤では、裏切り者が仲間内にいることが観客にはわかりますが、ジェラードは気がつかず、彼がどうやって真相に辿り着くかが見所になります。

物語に惹き込まれて、2時間超の作品がアッという間でした。息もつかせぬ展開というのは、こういうのをいうのでしょうね～

トミー・リー・ジョーンズは、前作に続き味のある演技をしています。