岸辺の旅 感想
夫が幽霊になっていて、遺した妻に「ごめんね」と謝るために一緒に旅にでる物語です。
男の僕は死んでしまった側だし、子どものいない夫婦という設定もあって泣ける映画ではなかったです。
でも、秋のこの時期に観るにはいい、味わいのある作品でした。
淡々と描かれるエピソードの中で、しみじみと夫婦の情愛が伝わってくるんですよね~
幽霊の夫と旅先の町で買い物にでて「いまが一番幸せかも!」と、深津絵里が演じる妻の瑞希がいいます。
これが切ない。。。
生きているうちに幸せになろうよ、と思わせてくれる映画です。