バグダッド・カフェ 感想
バグダッド・カフェ 感想
日本で1989年に公開されて大ヒットして、ミニシアターブームの中心的な作品と評された作品です。ふだんは有料のシネフィルWOWOWで、朝早い時間に無料放送していました。
主題歌の「Calling You」は有名で、多くのアーティストがカバーもしています。
僕もとても好きな楽曲です。
砂漠の中のハイウェイ沿いにあるモーテル兼ガソリンスタンド兼カフェ「バグダッド・カフェ」を舞台にした群像劇は、楽曲同様の物悲しく寂れた空気感で始まりますが、やがて砂漠の中のオアシスのようになっていきます。
今回放送されたニュー・ディレクターズ・カット版は2008年にカンヌ国際映画祭で放映されたバージョンということで、日本で公開されたものよりもより監督の意図した作品になっていたものです。
映画の中でマジックはありますが、大きな事件も予想外の筋書きも、美男も美女も出てきません。
映画好きの人たちには、こういう作品は刺さるのでしょうね。
僕は薫り高い文学的作品よりも、推理小説やハードボイルド、ドタバタちょいエロコメディタッチな方が好きなので、そんなに刺さりませんでしたwww
曲と映像のマッチングは、とても印象的です。そこが一番よかったかな?