交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション1 放送予定
交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション1 放送予定
関東では11月4日(日)19:00~21:00 TOKYO MX1とBSイレブンで、関西では11月5日(月)01:55~04:10 毎日放送で放送予定です。
11月10日に「ANEMONE/交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション」が劇場公開になることを記念して、特別番組として放送されます。
アネモネ役の小清水亜美とエウレカ役の名塚佳織も出演して、初出し映像とともに「エウレカセブン」を語り合うそうですよ。
ファン必見の特番です!!
華麗なるヒコーキ野郎 感想
華麗なるヒコーキ野郎 感想
1920年代のアメリカ。第一次世界大戦後の元空軍パイロットたちは、遊覧飛行と曲芸飛行を生業とするバーンストーマーとして、各地を回っていました。
この作品は「明日に向って撃て!」と「スティング」のジョージ・ロイ・ヒル監督が、2作品のスタッフを再結集して撮った、空と飛行機に魅せられたバーンストーマーたちの物語です。
個人的には、前2作の方が圧倒的に楽しめました。
当時の空中戦は飛行機乗り同士の一対一のバトルで、騎士やガンマンの決闘のように考えられていたようです。曲芸乗りでは死亡事故も多く、若くして亡くなる飛行機乗りは少なくありませんでした。
そうした背景があるためか、作品中でも事故で簡単に飛行機乗りが亡くなります。が、その死は単なるエピソードのひとつに過ぎません。
で、主人公が、敵国ながら彼の憧れる伝説のドイツ人元空軍パイロットと、映画の撮影という場で本気の空中戦を繰り広げるシーンがクライマックスになります。
でも、それで空と飛行機のロマンを語られてもね~
という感じでした。
当時の時代背景や空に関わる人々の死生観が、納得できないと、この作品は楽しめないかもしれませんね~
追憶 映画 アメリカ
追憶 映画 アメリカ
「追憶」というタイトルの映画は邦画にもあるのですが、これは1973年のアメリカ映画です。
今週BSプレミアムで毎日放送していたロバート・レッドフォード関連作品のひとつ。
主題歌の「追憶」は、むかしのネスカフェのコマーシャルでも使われましたが、バーブラ・ストライサンドの大ヒット曲でアカデミー賞歌曲賞を受賞しました。
現実と折り合いをつけて生きる男と、政治信条こそが生きることと考える女の出会い、葛藤と別れを描いた作品です。
が、1950年前後のアメリカの社会的な背景を知らないと、登場人物の心情がいまひとつ入ってきません。
当時のアメリカは反共主義が幅を効かせていて、言論の自由も脅かされるマッカーシズムの時代でした。
映画業界でも、共産党と関係があったとされる映画人のハリウッド・ブラックリストなるものがあり、共産主義者や反政府主義者を炙り出そうとする「赤狩り」が行われていました。その中で議会の召喚や証言要請に応じなかった人物は、ハリウッド・テンと呼ばれ映画業界を追放されました。
この辺の事情を少し知ったうえで、観たほうがよかった感じです。
しかし、同時代の日本は戦後の焼け跡からなんとか立ち上がろうというころですから、アメリカはずいぶんと豊かでしたね。
お湯が沸くと、ピ~ッと音がするケトルがすでにこの頃使われていたのは、驚きでしたwww